英語圏に住んでも英語が話せるようにならない理由と、惜しいところまでは行く理由

英語学習Tips

少しでも海外経験がある=「英語ペラペラ」と考える人はいまだに存在します。

英語を学ぶ必要性の高まりと、学ぶ人の増加、情報の増加によって「英語習得には時間がかかる」というのは常識になったかと思いきや・・・。

同じ時代に生きていても、人にはそれぞれ違った世界があるのだなあ、と感じます。

しかし告白をすると、私にも1年も英語圏で生活したら余裕で話せるようになるでしょ、と思っていた時期があります。。(^^;)

なので今回は、海外生活を数年経験した私が、なぜそううまくはいかないのかを解説します!

英語圏に住んでも英語が話せるようにならない理由

1. 英語ができない人にネイティブの友達は出来ない

これはマジでなんで行く前に気づかなかったんだ…というくらい当たり前なのに認識されていない事実です。

少し差別的に聞こえるかもしれませんが、日本人が外国人(特に白人)に対して抱くような憧れや興味を、私たち日本人も享受できるかというと、全くありません。

また、日本人は日本にいてまで英語ができない自分を責めがちですが、欧米ではその国にいるならその国の言葉を話すのが当たり前です。

よっぽど見た目が可愛いとか、オシャレとか、すごい技術がある、ということでない限り、わざわざコミュニケーションがうまくできない人と仲良くなりたいとは思ってもらえません。

結果、ややしばらくは日本人同士か、英語を学んでいる人としか話せません。

 

2. 経験に重きを置いて勉強しなくなる

実はオンラインレッスンでもできるような英会話しかしていないにも関わらず、「海外で生活している」ということに満足してしまいがち。

家にいるとなんだか勿体無いような気分になって、カフェに行ってみたりプチ旅行に行ってみたりしますが、結局同じような会話しかしていないことにはなかなか気づけません。

ご存知の通り、1日1時間弱の英会話レッスンを毎日受けたとしても、それだけでは1年経っても英語が話せるようにはなりません。

その時間が無駄とは言いませんが、机に向かって勉強する時間もしっかり確保すべき

 

惜しいところまでは行く理由

ここまで、1年海外生活したくらいじゃペラペラになんてなれません、という理由を話してきましたが、

続いてはそれでも明らかにレベルが上がる理由です。

1. 英語に触れる時間は必然的に増える

移動中の車内アナウンスだったり、公的手続きだったり、お店のメニューだったりと、英語が耳や目に入ってくることが当たり前になり、違和感を感じなくなってきます。

スマホのアプリなんかも、それぞれの地で「これ使ってない人いない」みたいなのが必ずあるので、スマホの中身も変わってくると思います。

また、「日本ではなかなか学ばないけどネイティブは絶対に知っている単語」というジャンルの知識が身につきます。

例えば、料理に使うザルだったり、掃除に使うチリトリだったり、瞬間接着剤とか…英語で言えますか?

こういう生活に必要な言葉はよく調べるようにもなるので、この点でちょっとレベルが上がってきます。

が、この知識はTOEICでいうとせいぜいパート1で役立つ程度です。(なので日本にいるとあまり聞かないんですね!)

 

あとはとっさのリアクションが英語になります。痛いとか、やってしまった…とかは特に。笑

実はこの辺は日本にいてもある程度取り入れられると思うので、以下の記事を参考にしてみてください。

2. 終盤の強迫観念

語学留学なり、ワーホリなりの終わりが近づいてくると、大変焦ります。

「あれ、思っていたほど英語力伸びてないな。。。」と。

これまでにかけてきた費用と時間の大きさ、そして今後への不安。親や友達からの期待。

これらが強力な後押しとなり、洋書を手に取るなどし始めます。

この最後のあがきが、また一歩成長させてくれます。笑

 

まとめ

英語圏に住むだけでは英語力は思っているほど伸びない。

どこにいても、いかに英語でコミュニケーションを取れるかと積極的に学びに行く姿勢が大事。

 

以上、海外生活を経験しつつ何度も英語学習の絶望と挫折を味わってきた私の意見でした!

最後まで読んでいただきありがとうございました☆

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